献花(けんか)と供花(きょうか)の違い
先日エリザベス女王様の最後のお別れを映像で見ていました。
8キロの長さに及ぶ国民の列がいかに国民から愛されていた女王様だったのかを物語っていると思いました。
宗教やそれぞれの国の違いで添えるお花や形式も変わってきますね。
そこで普段聴き慣れない献花、供花などについてあまり知られていないと思いますのでざっくりと説明させて頂きます。
献花(けんか)とは胡人様へ感謝の気持ちを込めて一人一本ずつ順番に花を贈ることです。
仏教ではお線香をあげますがキリスト教や無宗教の方の葬儀で行われることが日本でも近年珍しくありません。
又、キリスト教では生花のみで造花などは用いられません。
一方供花(きょうか)とは(くげ)とも読み故人、そのご家族に添える花の事で祭壇や会場を飾るお花になります。
(花輪や大きなアレンジなどには札などで親戚一同など送り主が解るように明記されているのがほとんどです。)
供花を選ぶ際はご遺族に葬儀の形式などを予め聞いておいた方が良いと思います。
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